フットボールな日々
Basic Calendar

<04 | 2008/05 | 06>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31



J2日程表


サッカー J2 ブログパーツ【SBP】



プロフィール

中倉一志

Author:中倉一志
Jリーグ登録フリーランスライター
福岡に住み、アビスパ福岡をはじめ九州のサッカーを中心に取材活動を続けている。「サッカー」と名前さえつけば、どんなカテゴリーでも見ることを信条としている。

[掲載媒体・出演番組等]
 KBC(九州朝日放送)テレビ・ラジオ
 天神FM「バモス・アビスパ」
 週間「サッカーマガジン」
 サッカー専門新聞「EL GOLAZO」
 アビスパ福岡イヤーブック
 Jリーグファンサイト「J's GOAL」
 sports navi「コラムコーナー」
 online magazine 2002world.com
 他、多数

お仕事のご依頼がございましたら、是非お声かけ下さい >>> mail to



 

index_01

index_01



最近の記事



最近のコメント



 

index_01

index_01



カテゴリー



 

index_01



リンク

このブログをリンクに追加する



ブログ内検索



RSSフィード



Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ



戦い方の変化の裏にあるものは 鳥栖vs.広島
080518_鳥栖スタジアム

 岸野康之監督も、そして選手たちも、まるで大敗したかのような表情を浮かべていました。J2第13節の鳥栖vs.広島戦。スコアこそ0−1でしたが、内容は広島の完勝。憎らしいほどの強さとしたたかさを見せて勝点3を奪っていきました。「よくトレーニングされたチーム。非常にゲームの進め方が上手いし、全然慌てない。サッカーをよく知っているなという感じが強い。そつがないし、気が利いている」。岸野監督は広島の強さを、そう話しました。

 鳥栖にとっての広島戦は、真正面からぶつかることで自らの位置を確かめる重要な試合でした。チームの狙いは、「ボールにいけるときは前から奪いにいく。そうじゃない時はブロックを作って守る」というもの。ある程度、引いて守ることを前提として、いつ、どうやって高い位置からボールを奪いに行くかがポイントでした。しかし、広島はそれをさせてくれません。前に出て行く機会を見つけられない鳥栖は、低い位置にとどまったまま、広島のパス回しに振り回される結果になりました。

 岸野監督によれば、そういうパターンになるのも想定済み。引いて守る形になっても無失点で凌ぎ、どこかで1点をという狙いでした。そういう意味では、一方的に押され続けたとは言え、前半を終えて0−0のスコアは、鳥栖にとってはOKとも言えるものでした。しかし、広島は強かった。攻めながらもゴールが奪えない展開にも少しも焦ることなく、淡々と自分たちのやるべきことをやり続けました。普通なら気負ってバランスを崩すもの。しかし、そうはならないのが広島の強さなのでしょう。

 鳥栖には、結果を恐れることなく、いつものようにチャレンジ精神旺盛に前から追いかけるという選択肢もあったと思います。それが鳥栖のこれまでの戦い方だったからです。しかし、鳥栖は自分たちの戦い方に変更を加えて勝点を取りに行きました。もちろん、広島との力の差を考えてという理由もありましたが、その背景には、戦い方によっては3位以上の成績を掴むことが出来るという具体的な手応えがあったように思います。だからこそのスタイルの変更だったと感じました。

 自分たちの力の全てを出すというスタイルから、相手に合わせた戦術を取りながら勝点を稼ぐスタイルへの変更。それは実力が付いたことに併せて、背負うものが多くなったことを意味するもので、鳥栖にとっての新たな挑戦が始まったと言えるものだと思います。それは今まで以上に難しい戦い。しかし、いつかは対峙しなければいけない壁。その壁をどうやって乗り越えていくか。それが成長し続ける鳥栖の新たな挑戦目標になったように思います。