「フットボールな日々」は、INSIDE-WEB内のコンテンツとして移転します。ご愛読いただいている方はブックマーク等の変更をお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

開幕まであと一週間

キックオフフェスタ2007

 市役所前広場に集まった2000人を超すファン・サポーターは、今シーズンの福岡への期待の表われだったように思います。1年でJ2に降格したという事実自体はクラブにとっても、ファン・サポーターにとっても受け入れがたい事実ではありますが、そういった思いを超えたクラブへの期待、何かが変わるかもしれない予感、そういったものが、今の福岡には漂っているように思います。「今度こそ、これを本物にしたい」。誰もがそう思っているように思います。

 さて、24日には開幕前の最後のJリーグとの練習試合が博多の森陸上競技場と島原で行われました。私が足を運んだのは博多の森。結果はご存知のように1-1の引き分けに終わりました。陸上競技場には大勢のサポーターが訪れていましたが、開幕先発が予想されているメンバーの大半が島原へ行っていたこともあり、残念ながら、リトバルスキー監督が目指すサッカーの本当の姿を確認することはできなかったように思います。「楽しみは開幕戦で」ということになりました。

 そんな中で確認できたのは新外国籍選手のチェッコリ。合流して1週間足らずということもあり、周りとの連携は今ひとつでしたが、ロングスロー、ロングキック、そして器用な足裁きなど随所に見せてくれました。時間さえたてば十分に戦力として戦ってくれる予感を漂わせていました。もう1人の助っ人リンコンも45分間プレーしましたが、こちらは少し時間がかかりそう。怪我やコンディション不良で、キャンプ中も含めて、ほとんど満足に練習ができていない状況ではやむを得ず。焦らずに調整をしてほしいものです。

 島原での様子はわかりませんが、ここまでのトレーニングから察するに、DFラインは博多の森でプレーしたメンバーを中心に、そして中盤から前は、島原組を中心にして開幕戦のメンバーを決めることになりそうです。24日の午後には監督はじめスタッフによる鳥栖の偵察も終わり、いよいよ、開幕メンバーが絞り込まれます。どんなメンバーで、どんなサッカーをするのか。期待と不安が入り混じった中で、あれこれ1週間にわたって考えるのもサッカーの楽しみのうちのひとつ。存分に味わいたいと思います。

「アビスパはまだまだ赤ん坊です。これから成長が必要です。是非、サポーターの皆さんの力を貸してください。そして一緒にJ1に行きましょう」。リトバルスキー監督の、この言葉で閉会した今日のキックオフフェスタ。後はチームを信じ、仲間を信じ、一緒に戦うだけです。あと一週間。しっかりと気持ちを高めていきたいと思っています。
スポンサーサイト

形が見えてきた

キャンプ最終戦に駆けつけたサポーター

 川崎F戦での善戦を受けて行われた16日の東京V1969戦。川崎F線で見せたポゼッションサッカーが、もう一度展開できるか、そして、相手は昇格争いのライバルに対して結果を残せるかがポイントでした。

 福岡はこの日もレギュラーメンバーを絞らない「ミックスしたチーム」(リトバルスキー監督)。布陣は初めて試す4-2-1-3でした。先発メンバーは、GKが神山竜一。DFは山形辰徳、川島慎也、宮本亨、柴村直哉の4人。ダブルボランチに城後寿と布部陽功を並べ、トップ下にはアレックス。1トップ気味に宇野沢祐次。そして宮崎光平と久永辰徳が両サイドの高い位置に開きます。そして、川崎F戦同様に人もボールも動くポゼッションサッカーを展開て見せました。

 先制点は9分。鮮やかな展開からゴールを奪いました。川島が左へ大きくサイドチェンジ。ボールを受けた久永が左サイドを突破してグラウンダーのクロスを送ります。そして宇野沢がファーに流れて空けたゴール前のスペースに、2列目からアレックスが走りこんで右足で合わせました。ボールをポゼッションしてすばやく動かし、相手のマークをずらしたところでスピードアップしてサイドを崩す。福岡の狙いとする展開から生まれたゴールでした。さらに15分には久永のFKに川島が合わせてリードを広げます。

 34分にPKで1点を返されて迎えた後半。福岡はメンバーを入れ替えたこともあって中盤の守備がややルーズになり、前半は全く動きのなかった東京Vが前からプレッシャーをかけてきたこともあって、思うようにボールが回らなくなります。そして一進一退の攻防の後、22分に平本にゴールネットを揺らされてしまいます。ここからともに勝利を目指してぶつかり合う展開に。しかし、サポーターの声援を受けて戦う福岡はジワジワとリズムを刻んでいきます。

 そんな中、決勝ゴールが生まれたのは44分でした。左サイドを突破して作ったチャンスから、ペナルティエリアの外、ゴール前中央にボールがこぼれます。そこで待っていたのは鈴木惇。やや足元に入ったボールを左足でシュート。ふわりとした弾道を描いたボールがゴールキーパーの頭上を越えてゴールネットを揺らしました。福岡の期待の星・鈴木の劇的な決勝ゴールに観戦に訪れていたサポーターは大歓声。まるで本番の試合のようでした。

 東京Vはベストメンバーではなく、チームとしての完成度もかなり低かったことも考慮しなければいけませんが、2試合続けて目指すサッカーが出来たことは収穫でした。ボールをポゼッションできる時間が限られていることなど課題もありますが、福岡の形が見え始めてきた試合だったと思います。

いまさらですが、川崎F戦



 さすがに2週間のキャンプは長く、少々疲れてしまい、更新を2日サボってしまいました(汗)。選手たちがいかに大変かを痛感しています。

 さて、遅ればせながら川崎F戦について。
「まだ選手を試したい。予定を変更してトップとサテライトに分けずに戦う」と言っていたリトバルスキー監督。この試合もメンバーを分けずに戦いました。しかし、厳しいことを言えば1本目は論評にすら当たらない試合。唯一の収穫は別メニューだった久永辰徳がプレーしたということくらいでした。

 ところが、川崎Fのトップ組と戦った2試合目。福岡は見違えるようなサッカーを見せました。布陣は4-3-3。GKは六反勇治。最終ラインは右から本田真吾、川島慎也、宮本亨、山形辰徳の4人。中盤の底は城後寿。その右に山形恭平、左に久藤清一。最前線は中央に釘崎康臣を置いて、右か田中佑昌、左がアレックスというメンバーでした。

立ち上がりから積極的な姿勢を見せるイレブンは前へ出る気持ち忘れず。楔のボールを入れてくる川崎Fに出足よくプレスをかけて前を向かせません。そしてボールをしっかりとキープすると、ボランチの城後に楔のパスを当てながらしっかりとポゼッションします。攻める隙がないときは、時にはショートパスを、時には長いパスを前後左右につないで相手を動かし、時折、高い位置に縦パスを送り込んでチャンスを窺います。そして、相手に隙が見えるとサイドに起点を作って攻撃を仕掛けます。先制点は、その狙い通りの展開から生まれました。

 時間は9分。久藤からのパスを受けたアレックスが左サイドを突破。そこから流れるように展開して、最後はゴール前中央に空いたスペースに顔を出した山形辰へ。約30メートルの地点から放った強烈なシュートがGKの手を弾いてゴールラインを割ります。そして2点目は16分。田中が下がってボールを受けたのを見て本田が果敢にオーバーラップ。田中からのパスを受けるとGKとDFの間に絶妙なクロスボールを送り込み、これに大外から走りこんできたアレックスがあわせました。ビューティフルゴールとはこのことです。

 前半の34分、後半の38分に失点して勝利は逃しましたが満足のいく試合内容でした。後半は地力の差を見せられてボールをポゼッションすることが出来ませんでしたが、前半はリトバルスキー監督が目指すポゼッションサッカーのお手本のような試合。人もボールも動く、緩急をつけたパスワークは見事の一言でした。

 さて今日は午後から東京V戦。おそらくガチでぶつかり合う試合で、どんな戦いを見せてくれるのか。今から楽しみです。

 | HOME |  »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。