「フットボールな日々」は、INSIDE-WEB内のコンテンツとして移転します。ご愛読いただいている方はブックマーク等の変更をお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さあ、ここからが正念場

届け、私たちの思い

 磐田戦は素晴らしいゲームでした。基本的には鹿島戦と同じような戦い方でしたが、チームが慌てなくなったというか、我慢すべきところで我慢できるようになったというか、組織としての成熟度が上がってきているように思います。もちろん、どんな試合にも課題はあるものですが、残留に向けて、いい流れを作りつつあるようです。ただし混沌とした残留争いが相変わらず続いているのも確か。残り6試合を変わらぬ気持ちで戦うだけです。

 これからの6試合は、中身の濃い、長く感じられる6試合になります。これまでで最もしびれることになる6試合では、チームの、そしてサポーターの思いが結実する試合もあるでしょうし、思いも寄らなかったことも起こるでしょう。最終戦の甲府との戦いを含めて、最後の最後までもつれる覚悟をしておかなければなりません。そんな身を削るような戦いでは、心の底にある本当の姿が表面化してきます。それが強い気持ちであるように、あらためて気持ちを高めたい。勝ったからこそ、そう思っています。

 勝てない時期に様々なところから指摘されていた問題が解決したわけではありません。それは依然としてクラブの、そしてチームの中に残っています。それを封印して勝ち星を挙げられるようになったのは、選手たちの頑張り以外の何物でもありません。そして、そんな選手たちをできる限りの力で支えているサポーターの後押しによるものであることも間違いありません。おそらく選手たちはギリギリの所まで精神力を高めています。だからこそ、彼らの頑張りが実を結ぶよう、力のすべてを選手たちに送り続けたいものです。

 まずは目の前の新潟戦です。清水を除けば、C大阪、鹿島、浦和、磐田の4試合は、いずれも守備にリスクを持って攻撃的なサッカーを展開するチームとの対戦。福岡にとっては自分たちの戦いがはまる相手でもありました。しかし、どちらかと言えば似たもの同士のような新潟との戦いは、互いに相手の良さを消し合うような我慢比べの試合になるはず。今まで以上に、細心の注意と研ぎ澄まされた集中力が求められます。オレンジ色に染まる完全アウェーの中で最後まで我慢しきれるか。それがポイントになりそうです。

 新潟までサポートしにいく方。福岡の空の下から思いを送る方。サポーターズシートから、指定席から、そして記者席から。様々な人たちが、様々な形で力を送ります。その力を背中で受けて、選手たちが勝ち点3をもぎ取ってくれることを信じています。

スポンサーサイト

これも力の差

浦和駅前のレディア

 もったいない。試合中、そして試合終了後もそんなことを感じていました。その反面、地力の差を痛感せざるを得ない試合でした。1-2で敗れたアウェーの浦和戦。悔しい、情けない、仕方がない、そんな思いが入り混じった複雑な気分で誰もいなくなったスタジアムを眺めていました。勝機は十分にあった試合でしたが、何が悪かったのかという質問が記者会見で出なかったのは、誰もが暗黙のうちに力の差を感じたからだと思います。

 浦和のできは予想以上に悪いものでした。ほとんど動けず、中盤では全くといっていいほどプレスもない。攻め手といえば、ワシントンに向けてボールを当ててくるだけ。そういう意味では、浦和に脅威は感じられませんでした。ただし、福岡の攻撃もいまひとつ。入ってくるところを捕まえてカウンターを仕掛けるという意図は感じられるものの、効果的なフィードができず、ボランチも押し上げられずではチャンスを作ることもかないませんでした。

 浦和が押し込んだかと思えば、福岡が押し返す。その繰り返しが90分間続くことになりました。最悪とも言える出来の浦和。それほどいいとも思えない福岡。試合自体は、見るべきところはあまりなかったと思います。しかし、それでも差がついたのは、まさしく力の差。それはシュート数に顕著に表れました。要所では「らしい」攻撃を見せた浦和のシュート数は19本。対する福岡は、クロスボールやラストパスのほとんどが相手に引っかかってしまい、結局6本のシュートしか打てませんでした。

 いまさらながら、ホベルト、中村北斗欠場の影響は大きかったと思います。お互いに空いていた中盤のスペースを利用して主導権を握ることが出来れば違った展開もあったように思います。しかし、それを言っても仕方のないこと。誰が悪いというよりも総合力が足りないとしか言いようがありません。あの出来で、それでも危なげなく勝ってしまう浦和は、やはり強いと認めざるを得ませんでした。どんな状況でも勝つ。それが強いということです。

 次節はアレックス、北斗が戻ってくる磐田戦。金古もプレーができるところまで回復していますし、先週の雁の巣球技場ではボールを蹴る千代反田充の姿も見られました。浦和戦は、やり方自体が悪かったわけではありませんから、それほど大きな修正は必要なく、鹿島戦から続く戦い方を継承して、博多の森のサポーターの声援を力に変えれば、ホーム3連勝は十分に狙えると思います。敗戦の悔しさは勝利で晴らすしかありません。

お詫びと訂正)
名無しさんのコメントにあるように、ホベルト選手の出場停止に冠する記述について誤りがありましたので、訂正させていただきました。申し訳ありませんでした。

天皇杯3回戦に思うこと

天皇杯3回戦。佐賀県総合運動場

 7日からの3連休はサッカー三昧の日々でした。8日は、天皇杯3回戦・サガン鳥栖vs.立命館大学を取材するために佐賀県総合運動場陸上競技場へ。佐賀駅からタクシーに乗り込み行き先を告げると「何かあるんですか?」と運転手さん。既に駐車場は満杯とのこと。ビックリしていると、実は別のイベントが同一会場で行われていたためでした(汗)。競技場に足を運んだのは1679人。それでも、みんなサッカーを存分に楽しんでいました。

 試合は激しい点の取り合いとなりましたが鳥栖が4-3で勝利。4回戦へと駒を進めました。失うものがない立場と、リーグ戦の合間に挑戦を受けて立たなければならない立場。プロチームにとっての天皇杯初戦は非常に難しいものです。そういう意味では苦戦も想定の範囲内。最終的にFK2発を直接決めて決着を付けたところに、プロとアマの差を感じた試合でもありました。もちろん、素晴らしいサッカーを展開した立命館大の健闘も見事でした。

 ところで、他会場では、横浜FC、東京V、水戸、神戸のJ2勢4チームが姿を消すことになりました。プロのくせに・・・。そんな声も聞こえてきそうですが、そうも言えない部分もあります。すべての試合に全力を尽くすのはプロチームとしての責務ですが、昇格争いの真っ只中にいるチームにとっては、すべての力を昇格争いに結集したいのも当然。現実的なことを言えば、リーグ戦にプライオリティを置くのは責められないと思います。

 福岡も昨年は、横浜FC、神戸と同じようなシチュエーションにありましたが、その当事者として試合を取材していた私自身も、心の中に「敗戦も止む無し」の気持ちがあったことは確かです。甲府のように両方とも堂々とした戦いを見せたチームもありましたが、奇麗事では済まされないほど、J1とJ2の間には大きな差があります。メンバーを落としたり、それほど高いモチベーションを持てないのも仕方のないことのように思います。

 私は基本的には「天皇杯は難しい」と公言するクラブや選手がいることに非常に違和感を持っています。けれども、彼らがそう言わざるを得ない大会システムになっていることもまた事実。どのチームも全力で試合に臨めるように、敗戦を大会方式のせいにするような発言をなくすためにも、大会スケジュールの見直しが必要かもしれません。でも、元旦の国立競技場で行われる決勝戦だけは動かして欲しくないと思う自分がいます。毎年、あそこで新年を迎えてきた者にとっては、本当に特別な場所、そして特別な空間なんです。

 | HOME |  »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。